毎日なんかかんか

日々の暮らしと読書の記録

有元葉子『使いきる。』 と、愛用の調理器具について

図書館でふと目に入り、手に取った。 人気料理研究家、有元葉子の本。 気持ちよく日々を過ごすための、整理・片付け・家事の流れの作り方などが綴られている。 選び抜いて手に入れた道具を、手入れしながら使う。 表紙のぼろぼろに見える鍋つかみも、有元さ…

村上春樹『猫を棄てる 父親について語るとき』

村上春樹の新刊。 いつも、本は、文庫本になってから購入することが多いのだけど、この本は出先で時間を持て余してしまった夫が購入したとのこと。 図書館の休館が続いている時期のことだったので、新しい本に触れるのが久しぶりだった。 本を読むことのあり…

ブックカバーチャレンジ DAY7

昨日所要で駅に出かけたら、思っていたより人出が多くてビックリ。 少しずつ以前の日常に戻りつつあるのかなと思った。 早く普通に外食したり、美術館に行ったり、図書館に行ったりできる毎日が来ますように・・・。 ブックカバーチャレンジ DAY7 『羊をめ…

ブックカバーチャレンジ DAY6

ブックカバーチャレンジ DAY6 『誕生日の子どもたち』 『誕生日の子どもたち』トルーマン・カポーティ 著村上春樹 訳 カポーティって、文章が美しくて、どの作品も人を惹きつける魔力的な不思議な魅力がある。 「純粋すぎて悲しい」カポーティを読むと、い…

ブックカバーチャレンジ DAY5

最近季節がどんどん夏に向かっているのを実感。 直売所の野菜たちも、どんどんピチピチのビビットカラーに変わってきている。 海とか行きたいなぁ。 ブックカバーチャレンジ5日目は、先日ブログで紹介したHistoria Mundi先生こと山崎圭一先生の書籍を紹介。…

ブックカバーチャレンジ DAY4

近所の無人直売所で、おいしそうな野菜がたくさん売られている。 朝採れたばかりの新鮮なやつだ。 緊急事態宣言の影響で、ここ1か月、どこにも出かけておらず、外出するとしたらスーパーへの買い物と家の周りの散歩だけなのだが、この散歩中に意外と知らな…

ブックカバーチャレンジ DAY3

最近、毎週土曜夜はシネマナイトと称し、おうちで映画鑑賞しています。 おつまみとお酒を用意して、少し行儀が悪いけれどフローリングやソファでゴロゴロしながら映画を見るのです。 月曜くらいから上映作品をじっくり吟味しだして、おつまみも何を作るか考…

ブックカバーチャレンジ DAY2

最近、朝ヨガを習慣付けたいと思い、起きたら太陽礼拝をやっています。 1回だけだけど…、やらないよりマシ! なんとか習慣化したい。 ブックカバーチャレンジ DAY2 『猫を抱いて象と泳ぐ』 『猫を抱いて象と泳ぐ』 小川洋子 著 小川洋子といえば、『博士の…

ブックカバーチャレンジ DAY1

2020年のGWが終わった・・・。 毎年GWの連休は旅行に行っていたので、さぞや退屈するだろうと思っていたのだけれど、そんなこともなく。 夫とふたりで時間をかけて掃除したり、家事のルーティーンを見直したり、友人とオンライン飲み会したり、テレビゲーム…

お気に入りの料理本と、シナモンロール作り

いいお天気だあ。 朝から洗濯機をまわして、全部干し終えた。 晴れの日のお洗濯は本当に気持ちいい。 今日は手を動かしたくて、シナモンロールを作ってみることにした。 そう、映画『かもめ食堂』に出てくるアレである。 今日はすっきりした青空だったけど、…

ベルンハルト・シュリンク『朗読者』

大人になるのもいいものだ。 ベルンハルト・シュリンクの『朗読者』を再読した。 初めて読んだのは、確か中学生の頃。 この物語の主人公ミヒャエルと同世代の頃だ。 父が薦めていたので、手に取ったのだった。 しかし、当時はこの物語の意味が分からなかった…

スティーヴン・キング『グリーン・マイル』

トム・ハンクス主演で映画化もされたことから有名な『グリーン・マイル』。 映画は未見ながら、いつも読もう読もうと思っていた作品。 ○おすすめポイント この本のおもしろいところは、伏線が張り巡らされたストーリーはもちろんなんだけど、それに加えて刊…

村上春樹『羊をめぐる冒険』

ウィルスだ除菌だ買占めだと世間が騒がしい。 こういう時は、家でゆっくり本を読むに限る。 村上春樹の『羊をめぐる冒険』は、私の大好きな本。 高校生の時、親しかった友人に勧められて『ノルウェイの森』を読んだが、その時は主人公のスカした感じや、いわ…