毎日なんかかんか

日々の暮らしと読書の記録

お気に入りの料理本と、シナモンロール作り

いいお天気だあ。

朝から洗濯機をまわして、全部干し終えた。

晴れの日のお洗濯は本当に気持ちいい。

 

今日は手を動かしたくて、シナモンロールを作ってみることにした。

そう、映画『かもめ食堂』に出てくるアレである。

今日はすっきりした青空だったけど、風は冷たくて、北欧っぽいお天気だなぁと思ったの。

行ったことないけれど、私の想像する北欧のお天気はこんな感じだから。

 

フィンランド行ってみたいなー!


 

 

 

群ようこの原作も好き。


 

 

 

 

おすすめの本 

参考にする本は、お気に入りの料理本飯島奈美さんの『飯島風』。

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この本は何度も読み返したお気に入りの本だけど、「レシピを参考にする」というよりは、読み物として繰り返し眺めている。

なにが素敵って、この本はハードコーディネーターである飯島奈美さんが携わった映画『かもめ食堂』、『めがね』、『プール』、『マザーウォーター』に出てきた料理の数々があの世界観のまま掲載されているところ。

例えば、『めがね』に登場したちらしずし。

ふいに訪れた大切な友人のために作るごちそうは、台所にあるもので急いで作るイメージで考えた。ち

ちらしずしには、干ししいたけ、かんぴょうなどの乾物と、ふきやれんこん、しょうが、野菜中心に錦糸卵で飾り、えびやイクラは使わずに仕上げた。

このように、メニューひとつひとつにこうした細かい設定があって、それを読むのが面白い。

それぞれのシーンの背景を踏まえたメニューなのだ。

読んだ後は、もう一度映画を観たくなる。

(私は特に『めがね』が大好き!)

 

載っているお料理は、珍しいものはほとんどなく、馴染みのある定番メニューが多い。

生姜焼き、肉じゃが、かき揚げ、グラタン、たまごサンドなどなど。

それなのに何故か特別で、キラキラしたご馳走なのだ。

飯島マジック!

 

シナモンロール作り

あまりレシピ本としては活用してこなかった『飯島風』。

今日は初めて、この本のレシピを参考にかもめ食堂シナモンロールを作ってみた。

基本的にはパン作りと同じ。

材料を混ぜて、粉を加えて捏ねる。


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生地がまとまったら、一次発酵。

ふきんをかけて暖かい部屋で休ませる。

わが家の一番日当たりの良い部屋へ。

葉っぱを拭いて光合成させている観葉植物も気持ちがよさそう。

それにしても、一次発酵させたパン生地って本当に可愛らしい姿。
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麺棒でのばして、バター、お砂糖、シナモンパウダーをたっぷりのっけて巻く。

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おもしろいと思ったのはここから。

台形切った生地の、短辺を上に向けて、


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指で中央部分を押す。

(右下の1個、シナモンが入ってない。涙)

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そうすると、あのシナモンロールの形が出来上がる。

こうやって作ってたのかぁ!

カフェで食べてるパンをイチから作ってみると色々発見があるなぁ。

 

オーブンで焼いてる姿をのぞく瞬間が好き。

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きれいに焼き上がった〜!

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コーヒーを豆から挽いてゆっくり淹れて、北欧風カフェタイム。

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 あまくて、ふわふわのシナモンロール

初めてにしては上々の出来だ!

気分は、ヘルシンキのカフェ。

あまり外出できない社会情勢だけど、想像力は無限。

上手に自分のご機嫌をとって過ごしたい。